”キラモザ”②JR只見線の絶景編

こんにちは。
世に言う、ダイアモンドアートをみとや流の呼び方
「キラキラモザイクアート」と改名して販売を開始したところまでは
前回のブログでご紹介したところですが、

今回はみとやオリジナル商品”キラキラモザイクアート”
略して「キラモザ」キットのJR只見線編が出来上がるまでの
エピソードを書こうかと。

2021年7月からいよいよキラモザを個人輸入し、
店頭で販売しはじめ、それなりにお客様への認知度も少しずつ上昇。
中には2か月で5個も作っていただくお客様もいたりして、
そして、困ったことに、みとやスタッフ内でも
それに負けないぐらいの「キラモザ中毒者」(笑)が誕生。
そのスタッフの中毒症状がお客様に伝染し、
また中毒者を生む(笑)という現象が起こり、
順調に販売個数を増やしていきました。

そんな中で新たにチャレンジしたいことが心の中に・・・。

それは、この地元”会津”の風景をキラモザ化したい!という思いでした。

会津は観光地。
絵になる風景が沢山あります。
そんな絵になる風景をキラモザで
「見て楽しむ風景」を「作って楽しむ風景」にできたら。

我々も、会津人の端くれ、なにも酒蔵さんや飲食関係のように
観光に携わっている人ばかりではなく、
それに携わっていない業種の人間でも
会津のお役に立てるのではないか?
いや、お役に立ちたい!

常々そんなことを考えていた自分に、
やっとこの時が来た!という思いで動き出しました。

そして、その時、一番最初に商品化する風景は
JR只見線の絶景で!と決めていました。

なぜかと申しますと、
みとやの創業店舗であり本店があるのは福島県の会津坂下町です。
その会津坂下町にも只見線が通っており、
子供のころから使っている親しみのある路線ということもありますが、
でも、そんな理由よりもなによりもSNSに投稿されている
数々の只見線沿線の絶景写真を見るたびにその絶景に魅了され感動していた。
というのが最大の理由でした。


その絶景写真をSNSに数多く投稿しておられる方というのが、
300日只見線を撮る男 奥会津郷土写真家 星賢孝(ほしけんこう)さんでした。


星賢孝さんの写真はコチラからご覧ください。


さっそく、知り合いを伝って、賢孝さんとコンタクトをとり、
何度かお会いし、商品化への説明をさせていただきました。

賢孝さんからは、「2011年新潟・福島豪雨水害」以来一部区間不通になっていた只見線の
全線開通を翌年に控え、ますます只見線を盛り上げる機運が高まってきていることや、
自主制作した只見線をテーマにした映画公開の話などなど、
本当にたくさんのお話を聞かせてくださいました。

私は、その話を聞いて、こんな小さな存在の私でも(態度と体形は大きいんですけどね)
只見線のお役に立ちたいという気持ちがより大きく湧き上がってきました。

その後、賢孝さんから商品に使用することに了承をいただき、
いよいよ記念すべき、みとやオリジナルの
キラキラモザイクアートキット第1号「秋の只見線 第一橋梁」が完成した、といわけでございます。

星賢孝撮影の只見線の絶景

 

星賢孝さんの写真をキラモザ完成版


おかげさまで新聞やテレビでもちょっとは取り上げていただいた効果もあり、
また、星賢孝さんのファンの皆さんにも買っていただいたりと、只見線全線開通も相まって
沢山のお客様に楽しんでいただいております。